久留米市の人口が630人減少
移住外国人を加えた2012年以降、五年連続で人口は増加していましたが、17年度末時点の人口が16年度比630人減の30万5581人となりました。
人口減少の主な原因として、東京、大阪などの大都市圏や福岡市への流出が拡大したためです。
また、出生から死亡を引いた「自然動態」は2011年度以降は死亡が上回っており、これも一つの要因になると思います。
久留米市は、「移住や定住対策を強化し、都市の魅力を高めたい」としています。
市内に居住する外国人の数に関しては12年度以降、右肩上がりに増え続けて、17年度は3668人でした。
久留米市が目指す将来の方向性
久留米市がこれから人口問題に対応していくためには、自然動態の改善と、社会動態の改善により人口減少に歯止めをかけるとともに、人口構造の若返りを図らなければいけません。
一方で、避けることができない超高齢社会・人口減少社会を前提とした、効率的かつ効果的な社会基盤づくりの視点を持つ必要があります。
こうした観点から、久留米市の今後の取り組みにおいて、目指すべき将来の方向性は、次の3点であるとしています。
① 若い世代の就労と、結婚・妊娠・出産・子育ての希望を実現する
人口減少を克服するため、次代を担う若い世代が安心して働き、希望どおり結婚・妊娠・出産・子育てをすることができる社会を実現する。
② 東京都や福岡市への人口流出に歯止めをかける
東京都や福岡市などへの人口流出(特に若い世代)に歯止めをかけ、是正する。併せて、久留米市に住み、働き、豊かな生活を送りたい人を増やし、その希望をかなえられる環境を実現する。
また、福岡県南地域の自治体との連携を深め、県南の中核都市として、住みたい、住み続けられる広域圏域を形成する。
③ 人口減少・超高齢社会など時代を見据えた都市を構築する
人口減少に伴う地域の変化に柔軟に対応し、機能的・効率的で持続可能な社会基盤を構築する。併せて、地域社会を構成する人々が共に支え合い、安全で、安心して住み続けられる社会を実現する。
最後に
自分の住んでいる街の人口が減少したというのは、少し寂しく感じます。
久留米全体がもっと盛り上がっていくためには、人口の減少を少しでも抑える必要がありますね。
市や多くの企業が久留米をもっと盛り上げるために、様々なイベントなどを開催してくれています。
私も少しでもそれらを皆様に伝えることができればいいなと思います!