【大善寺玉垂宮の鬼夜】1600年の歴史を誇る日本三大火祭り

鬼夜について

2019年01月07日(月)、大善寺玉垂宮で【鬼夜】が開催されます。
「鬼夜」は元旦から7日まで行われる「鬼会(オニエ)」の最終日に行われる行事で、年の始めに災厄を祓い幸いを招くという、1600年余りの伝統ある追儺の火祭りです。
「大松明廻し」では、長さ約13m、重さ約1.2tの日本一と云われる大松明6本が紅蓮の炎を上げて燃えさかり、それを数百人の裸の氏子若衆がカリマタで支えて境内を廻る様は圧巻です。
この大松明の火の粉を浴びると、無病息災と云われ、家内安全、災難削除、開運招福を祈願される方で毎年賑わいます。
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詳細

開催日 2019年01月07日(月)
鬼会は1月1日~1月7日まで
開催時間 1月7日の13:00~23:30頃
※大松明点火は21:00過ぎ頃
開催場所 大善寺玉垂宮
久留米市大善寺町宮本1463‐1
料金 無料
有料の桟敷スタンド(2,000円)有り・250席限定(全席自由)
※発売は12月1日より・予定数がなくなり次第終了です。
お申し込み・お問い合わせは、大善寺玉垂宮社務所
TEL:0942-27-1887
駐車場 約250台(無料)
お問い合わせ 大善寺玉垂宮社務所
Tel:0942-27-1887

イベントスケジュール

元旦から7日迄は鬼会行事です
1月1日 歳旦祭、獅子舞、開運福引き他
1月4日 午前中 大松明作り、境内に奉納
1月7日 13:00~16:00 鬼面尊神の神事
19:00過ぎ~ 裸の若衆境内参集~汐井かき
21:00過ぎ~ 大松明に点火~鉾面神事
22:00過ぎ~ 一番松明惣門くぐり
23:00頃 大松明消え祭り行事終了

イベント内容

鬼面尊神渡御
鬼夜祭の主神である鬼面尊神(漆塗りの箱に納められています)を安置して神殿で神事を行ったあと、尊神は鬼堂に渡られます。
時間:13:00
鬼面尊神還御
午後四時ごろ、尊神は本殿に還(かえ)られます。
時間:16:00頃
若衆の境内参集
大松明を廻す締込み一本の裸の若衆が氏子中から提灯、小松明(こだいまつ)を持って神社裏の玉垂公園に集まります。
時間:19:00過ぎ
汐井汲み神事(汐井口開け)
大太鼓の合図で本殿から二本の手松明(てたいまつ)を先頭に行事役職者二十数名が汐井桶を担いで参道を下り、社前の川に設けられた汐井場で禊(みそぎ)をし、お汐井を汲んで神前に供えます。
時間:20:00過ぎ
汐井かき
この汐井口開けを待っていた裸の若衆数百人が、各松明の手々振(てでふり)を先頭に隊伍を組み、提灯、小松明をかざし気勢をあげて汐井場に向い、禊をして参道から社殿に駆け上がります。二往復する間、参道は一面火の川となります。
時間:20:00過ぎ
タイマワシの勢揃い
一番鐘を合図に境内全域の灯が一斉に消されます。
真暗闇の中で松明を持った手々振を先頭に、一番松明から順に社前で直会をし、鬼堂前に大松明の前に勢揃いします。
時間:21:00
六本の大松明に点火
二番鐘が打たれた後、暗闇の中を奥神殿から鬼火が出て、粛々と大松明に近づき一挙に大松明に点火します。
一瞬、六本の大松明の炎は闇を焦がし、火花と爆竹音をはじかせる壮観な火と裸の祭典となります。
時間:21:30
鉾面神事
燃えさかる紅蓮の炎の前で鉾取った、面取った、ソラ抜(ぬ)イダの赤・青の天狗による相克の魔払い神事が行われ「ソラ抜イダ」を合図に鐘や太鼓が乱打され祭りは最高潮となります。
大松明始動
燃えさかる六本の大松明は、裸の若者たちがカリマタとよばれるカシ棒で支えあげて火の粉を浴びながら、勇壮に神殿を時計廻りにまわり始めます。力のはいる緊張の連続です。
惣門くぐり・鬼のみそぎ
午後十時ごろ一番松明は鬼堂の東側で火取りを行い、境内を下りて惣門(そうもん)をくぐり、汐井場で火を消します。それを見計らって鬼はシャグマの子どもや棒頭に護られて、密かに汐井場で禊をし、神殿に帰ります。
時間:22:00過ぎ
厄鐘
鬼が神殿に帰ると灯がともされ、行事の終りを告げる厄鐘が七・五・三と打たれます。大松明の火も次々に消されてすべての行事が終わります。
時間:23:00過ぎ

マップ

最後に

鬼夜は重要無形民俗文化財にも指定されている、日本三大火祭りです。

大松明が本殿を廻る様は圧巻で、この大松明の火の粉を浴びると、無病息災と云われています。

1月7日の夜は是非「鬼夜」に足を運ばれてみてください。

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