全国軽金属溶接技術競技会とは?
全国軽金属溶接技術競技会は、軽金属溶接にたずさわる溶接作業者の技能向上と安全衛生の普及を図り、溶接を通じて日本産業の進展に寄与するために毎年秋に行われている競技会で、昭和50年に第1回が開催されてから今年で44回目を迎えます。
大会には、全国から優れたアルミ溶接の技術をもった選手が出場し、3つに分かれている競技部門でその腕を競い合います。
久留米市東合川にある【有限会社 渕上熔接】で働かれている渕上 貴之さんは、2016年に行われた第42回全国軽金属溶接技術競技会第1種 固定管の種目へ出場し、曲げ試験において満点で見事1位に輝きました。
今年の10月27日(土)~28日(日)に開催される第44回競技会にも出場予定とのことです。
有限会社 渕上熔接について
有限会社 渕上熔接は1981年に設立され、これまで数多くの管工事施工を手掛けてきました。 業務内容は、一般ガス特殊ガスの配管設備を主体に各ガス調整器、溶断器の修理を行っており、施工実績は公的研究機関をはじめ、学術研究機関、医療機関や生産工場と多岐にわたります。
中でも、特殊金属での溶接施工を得意とし、独自のノウハウを生かし先端技術を要する設備の配管施工も行っており、その施工は各方面より高い評価を得ています。
また今年の9月には、金属用の研磨剤として抜群の効果を発揮する【GOD Polish】を開発・発売されました。
特に外車ディーラーのアルミメッキパーツの鏡面仕上げ(白サビ落し)に効果的ですが、他にもガラス等の水ウロコや手垢汚れ、楽器磨き等、様々な汚れに効果を発揮します。
最後に
渕上さんのもとには、その技術力を求めて遠方からも依頼に来られる方がいらっしゃるそうです。
また溶接セミナーもされており、初心者から経験者まで、それぞれの目的に合った教育も可能としています。
ものづくり技術を支える企業として、これからも頑張ってほしいですね!